みなさんは「レイキ」という言葉を聞いたことがありますか?
「なんか怪しそう…」「宗教っぽい…」と感じる方も多いかもしれません。
私も最初は同じような印象を持っていましたが、
実際に体験してみるとそのイメージは大きく変わりました。
レイキの効果を実感してからは、「自分も使えるようになりたい!」という思いで学び始め、習得しました。
そして今では、相手がしっかりと効果を感じられるレベルにまでなりました。
この記事では、レイキを全く知らない人でもわかるように、
「レイキとは何か?」をわかりやすくご紹介していきます。
レイキって何?|昔から伝わる「手当て療法」

レイキとは、手を当てることで「氣(エネルギー)」を流し、心身のバランスを整える民間療法です。
風邪をひいたときやお腹が痛いとき、誰かがそっと手を当ててくれた経験はありませんか?
実は、この「手当て」には、もともと自然治癒力を引き出す力があると考えられています。
レイキは、その手当の力を誰もが使えるように体系化したヒーリング法です。
医療現場でも活用されているレイキ
欧米では、レイキが代替医療の一つとして多くの医療機関に取り入れられています。
例えば、アメリカにある
- メモリアル・スローン・ケタリングがんセンター(Memorial Sloan Kettering Cancer Center)
- メイヨー・クリニック(Mayo Clinic)
- ハーバード大学(Harvard University)
といった一流医療機関や教育機関でも、補完療法としてレイキが実践されています。
霊気(レイキ)|言葉の表記に込められた意味
「レイキ」はもともと「靈氣」という漢字表記が使われていました。
現在一般的に使われる「気」には「〆(しめる)」という漢字が含まれており、エネルギーの流れを制限するような印象を持たれることもあります。
一方、「氣」という字には「米」が使われており、これは生命力や豊かさを象徴し、エネルギーが四方八方に広がるという意味が込められているとも言われています。
靈氣が世界に広がる過程で、「レイキ」や「Reiki」といったカタカナ・英語表記が一般的になりましたが、私は本来の意味や背景を大切にしたいと考え、この記事では「靈氣」という表記を使用しています。
靈氣の歴史|実は日本発祥のヒーリング法

「靈氣」という言葉は海外の方が広く知られていますが、実は日本発祥の療法です。
大正時代に 臼井甕男(うすい みかお)先生が体系化し、その後ハワイ経由で世界に広まりました。
現在では、世界中に数百万人のレイキヒーラーがいるとも言われていますが。
日本ではむしろ「逆輸入」的に知られるようになったという、ちょっと不思議な背景があります。
靈氣の始まり
臼井先生は、 「人生の目的とは何か」を長年にわたり探求し、結論として得た「安心立命」を得るために修行をしていました。
しかし、いくら学んでも悟ることができず、ある高僧から 「一度死んでみよ」と言われたそうです。
その言葉を受け、臼井先生は死を覚悟して京都の鞍馬山に籠もり、断食瞑想に入ります。
そして、21日目…
突然、雷のような閃光が全身を貫くように走り、そのまま倒れ込んでしまいます。

意識を失い、翌朝目覚めたときには、心身ともに晴れやかで、
「我即神、神即我(自分と宇宙は一体)」という深い悟りに至ったといいます。
そのまま下山している途中、足の指を強く打ち、出血してしまいました。
とっさに手を当てていると、出血と痛みがスーッと引いていき、
「手を当てることで癒しが起きる」ことに気づいたのです。
これが、靈氣の始まりでした。
その後は、家族や近所の人々に靈氣を施術するようになり、口コミで評判が広がります。
「薬も使わず、手を当てるだけで回復する」という不思議な力に、多くの人が癒されました。
しかし一方で、同じ症状を何度も繰り返す人がいることにも気づきます。
臼井先生は「癒しには氣づきと生き方の変化が必要だ」と感じ、
靈氣を通してただ症状を取るだけでなく、心の在り方や学びにも重きを置くようになりました。
こうして、靈氣は単なる手当て療法を超えた、心と体の調和を取り戻す手段として広まっていったのです。
靈氣とエネルギーの関係|科学では説明できない「氣」の力

靈氣では、「氣(エネルギー)」と呼ばれる目に見えない力を扱います。
これは、ヨガで言う「プラーナ」や、中国医学での「氣(チー)」とよく似ていて、
私たちの身体や心の状態を整えるエネルギーだと考えられています。
現在のところ科学的なメカニズムは完全に解明されていませんが、多くの人が心身の変化を体感しています。
たとえば、
手を当てられた場所がポカポカと温かくなった
頭痛や腰痛が軽くなった
不安やイライラがスーッと消えて心が落ち着いた
眠ってしまうほどリラックスできた
といった声が多く寄せられています。
このように靈氣は、身体だけでなく心にもやさしく働きかけるのが特徴です。
人の手が持つぬくもりとともに、氣の力がゆっくりと心や体に染み込んでいくような感覚を、多くの方が体験されています。
そして靈氣を流すことによって、相手はもちろん自分も癒されるため、エネルギーの循環が生まれるのも魅力のひとつです。
【体験談】靈氣との出会い

私が初めて靈氣に出会ったのは、肩こりがひどくて整体に通っていた時のことです。
メニューの中に「レイキ」という文字を見つけ、
「なんだろう?」という興味本位で、試してみることにしました。
すると施術が始まってすぐに、手を当てられた部分がまるで湯たんぽのように温かくなっていき、心地よさの中で知らぬ間に眠っていました。
目が覚めたときには、肩の痛みがスーッとほぐれていました。
それから、時々靈氣を受けるようになり、ある日整体院で靈氣講座の案内を見つけました。
「自分も靈氣ができるようになれば、家族にもしてあげられる!」と思い、受講することを決めました。
直傳靈氣と西洋レイキの違いを解説
実は、靈氣には大きく分けて「直傳靈氣(じきでんれいき)」と「西洋レイキ」があります。
私が最初に出会い、学んだのは西洋レイキ。その後に「直傳靈氣」に出会いました。
この「直傳靈氣」という漢字を初めて見たとき、「普段見慣れない漢字ばかりで、なんだか仰々しいな…」と思ったのが正直な感想です。笑
でも実は、これらの漢字一つひとつに深い意味が込められているのです。
(※漢字の意味については、別の記事で詳しくご紹介します)
西洋レイキは、海外で発展していく中でさまざまな変化を遂げてきました。
一方の直傳靈氣は、臼井先生がお弟子さんに直接伝えながら継承されてきた、よりオリジナルに近い形の靈氣です。
西洋レイキは体系的で構造化されているのに対し、直傳靈氣はより伝統的でシンプルな手法が特徴です。
面倒なことが苦手な私には、このシンプルさがとても合っていました。
西洋レイキを学び実践していく中で、ある程度の効果はあったものの、直傳靈氣を習得してからは、遠隔靈氣でさえもハッキリと「体がポカポカしてくる」「痛みが楽になった!」といった変化の声を聞くことができました。
最初は半信半疑な部分もあった私でも、こうして日々実践を重ねることで、「これは本当に“氣”が流れているのかもしれない」と感じるようになりました。
そして靈氣の効果を確信した今は、より多くの人に直傳靈氣を体験して欲しいと考えています。
靈氣のよくある疑問:誤解と真実をわかりやすく解説

「靈氣って怪しいんじゃないの?」
「宗教っぽくてちょっと怖いかも…」
そんなイメージを持つ方もいるかもしれません。
でも実際は、靈氣は宗教でもスピリチュアルでもなく、誰にでも本来備わっている「癒す力」を活性化させるものです。
信仰や思想を求められることもなく、ただ「手を当てる」というシンプルな行為です。
むしろ、海外で靈氣がここまで広まった背景には、宗教とは関係がないからこそ受け入れられているという側面もあります。
靈氣の効果と個人差

靈氣の面白いところは、人によって感じ方が違うことです。
- 手を当てられるとすぐに眠ってしまう人
- 痛みが和らいだと感じる人
- 心が軽くなる人
- 何も感じないけれど、後からふと変化に気づく人
効果の現れ方は様々ですが、靈氣は「必要なところに必要なだけ流れる」といわれています。
体感がなくても、深いところでは癒しが起きているかもしれません。
まとめ|自分を整える新しい選択肢としての「靈氣」
- 忙しさに追われ、疲れがたまっている。
- なんとなく体調がすぐれないけど、病院に行くほどでもない。
- 痛みを少しでも和らげたい。
そんなとき、靈氣は簡単に癒すことができる、一つの選択肢になります。
靈氣に出会ってから、家族や友人が困っているときに、自分の手で少しでも力になれるようになったことが、私にとって最大の喜びです。
これからもっと多くの人に、直傳靈氣のことを知ってもらえたらと思っています。
靈氣は「誰かのため」にも、「自分のため」にも使える優しい手当てです。
少しでも気になった方は、ぜひ一度体験してみてくださいね。
今後は、体験セッションや遠隔靈氣のご案内も予定しています。
ピンときた方は、ぜひブログのお問い合わせフォームからお気軽にご連絡くださいね✨
※靈氣は医療行為ではありません。体調に不安がある場合は、医療機関での受診をお勧めします。
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